城丸正ブログ

百貨店の記事

2026.04.16

いろいろな商品(百貨)を売る百貨店が雑貨の専門店、100円ショップ、ドラッグストアなどの店を編入するパターンが増えているそうだ。

お客さんが高齢化する一方、若年層の新たな顧客獲得が進んでいない。このことは長年の課題で、もう百貨店単独では解決できないという。

イメージはなかなか変えられないが、百貨店を利用したことがなかった客層がなじむきっかけが必要だという。それが百貨店と専門店の共存が進み始めている理由だという記事の内容だった。

 

家具屋に当てはめてみるともっとひどい。20年以上前、我々は単独では集客はできない、衣食住さらに健・美・知という提案をしなければ成り立たないと思い、まずカーブドッチレストランに入ってもらい、一気に集客を増やした。特に女性客が足を運ぶようになり、あらためて我々のような家具小売業は集客ができないということを思い知らされた。

物があふれ、情報があふれ、ないものはない。ほとんど揃っている生活者に対し、何を提案していかなければならないか、早く気づいてよかった。

我々と一緒に店をやりませんか?と言っても、ぜひお願いしますなんて言う異業種はほとんどない。大切なのは自分たちの店が地域の中でどんな存在なのか、特別な店としての存在感が強いかどうかもバロメーターになると思う。

幸いにも一つ二つ、三つ増えていって最終的に今の「カタチ」になった。その結果、よく言われるように相乗効果が生まれ、様々な来店動機につながっていると思う。いかに売上を上げるかではなく、いかに集客を図るかしか生き延びる方法はないのではないか。

百貨店という小売の王様も時代とともに変化しないと生き延びることができない。ましてや家具・インテリアの小売業なんてもう単独では集客なんてできない。

そしていつもセール・キャンペーンに頼るという20世紀型もどり、最後にはなくなっていく。

もう町の家具屋はほとんどない状況だ。