ネットが拡大していく、逆に人口は減少していく。
特に地方は人口減少が急速に進むのに、商業モールはどんどんできた。
当然、町の中心部の商店街は衰退していくのは当たり前。
それと、今年のように雪が降らない冬が何となく、ものすごい変化が起こっている気がする。
冬が短く夏が長い、今までとは全く違う自然の変化、環境の変化、さらにデジタル化が進むと個人のデータをいかに集め効率的に物を作り、売る。どの企業もデータを基に効率よく最大の結果を求めようとすればするほど、どこも同じような物を作り、力の強い所が支配し始める。
同質化と寡占化がさらに進んでいく。我々はその流れに乗れない。
人口が減っていく地方で生き残るためには、皆が今こうだからこうしていこうではなく、物販だけでなく、その他の仕事でも可能性を見付けながら、回り道をしてでも、小さい我々だからこそできる商売をつくって行かなければならないと思っている。
前例に縛られることなく、常識ではなく、未常識という世界をつくり、『なるほどね』というスタイルをつくるしかないと思う。
だからうちで働くスタッフはそこがおもしろいと思って挑戦する。そういう人間の集団でなければ働く意味がない、働く環境は与えられることが前提としてあるが、実は働く人が自分達でつくっていく時代ではないだろうか。
厳しい現実で自分達の取り組んでいることは、『おもしろいか、おもしろくないか』が大切だと思う。
成長だ!拡大だ!も良いけど、我々はそれが目的ではない。手段の変化も生まれているのではないだろうか。
敢えて回り道する、いや、回り道せざるを得ない、だって力がないわけですから。