人も店も会社も寿命というものがある。あるいは、世の中の役に立たなければもういらないと言われることもある。
昔、古町商店街で商売をやっていた時、誰かが「町にはその町にしかない声がある。その町の声を聞かなかったから寂れてしまった。今さら再生しようとしても何倍もの『時間』と『金』がかかる。その声は町に足を運んだ人の声なんだ。」と言っていた。
人間は存在するだけで必ず自然を破壊する。水を汚し、空気を汚し、動物を殺して食べて、電気を使い、車に乗ってエネルギーを使う。だから、善でも悪でもない。生きる限り良いことばかりではない。悲しみもあるのが人間だ。そして、泣くことがあるから心が乾かない。とか、ものすごく当たり前のことを意識すると人それぞれ気づくことがあると思う。
最後に、最大の環境破壊は人間が起こす戦争なんじゃないか。
戦争という状況下で、レジ袋の有料化だのエコバッグだの格差の是正とか、クリーンなエネルギーやSDGsあるいは男女平等など、様々な美辞麗句を並べたところで全部「ぶっとんで」しまう。
多くの尊い命が犠牲になってそれまでの当たり前の状況が壊れていく。全ては、人間の思想と欲望、そして「力」のぶつかり合いで起こってしまう。
いずれ終わるだろうが、なんでだろうと思う。人間だからしょうがないのだろうか。
日本はアメリカによって広島と長崎に原子爆弾を落とされた国でありながらいつまでアメリカを目標にしなければならないのだろう。我々世代は若い時アメリカにあこがれてはいたが、年とともに変わってきた。
もう一度、日本ならではの文化や価値観や習慣を見直す時に来たかもしれない。
人口が減っていく今、なおさらではないだろうか。