城丸正ブログ

休め、休もう、もう最下位でもいいじゃん

2019.01.22

先日、ゴールデンウイークは10連休になると休みはどうしたらいいのだろうと他の小売業の人から聞いて、そうかと思っていた。

人が休む時、我々小売業は忙しい。人が休む時に売上げが上がる。休むわけにはいかない。これ、普通。

製造業が中心だった高度成長期は、みんな一緒に休んで、一緒に働く。しかし、グローバル化し、製造がどんどん安い人件費の東南アジアに移って、今の日本は小売とサービス業が国内総生産の7割、労働者も7割を占めているそうです。

記事に民間の調査では半数近くの人が10連休を『嬉しくない』と答え、『嬉しい』の割合が多いのは公務員と学生だったと。

政府は良かれと思って休日を多く作っても、国民の多数は、特に7割以上は働き方や生活が多様化している。

正直、従業員の給料は売上げの中の利益から出せる。よく生産性が上がるという言葉で、他の先進国に比べ休みが少ない、有給の消化率が低いと比較するが、よその国の例は参考にはなるが、そうだからといって一緒でなければならないことはない。

よその国はどうであれ、日本は一生懸命働く人がいるから政治家も多いし、公務員も多いし、大学も多い。もし経済大国3位でなく、10位くらいまで下がっても、一年365日のうち、半分休みがあれば豊かで生活が楽しくなるのか、どうだろうか。

人の幸せは精神と経済の両輪が前に進まなかったらだめだと思うけど、本当に何が正しくて、何が間違っているというのではなく、人はそれぞれの価値観をちゃんと持って生きるべきだと思う。

本当の自由は誰かに与えられるものではなく、自分自身が納得できればそれでいい。

ただ、くだらない情報が多すぎるから右往左往するのはわかる気がする。

それと、10代のアスリート、4歳くらいから365日休みなく夜10時頃まで練習し続けたというニュース、トップを目指す人は10連日は関係ない、休みなんて関係ない、そういう子供もいるということ。

大人が、家族を持つ大人がどうあるべきなんだろうね。

経済成長しない時代だから頑張ってもしょうがない。休んだ方が良いというのであれば、きっとこの先、誰かが何とかしてくれるんだろう。どう思う?

おそらく強くはならないと思う。

くそじじぃより。