8回目になったスタッフインタビュー、今回は雑貨担当、三本に話を聞きました。
雑貨好き三本ならではの話になっています。
ではどうぞ。
◆:SHSで働くきっかけとそれまでの経歴を教えて下さい。
三本:東京で就職後、いくつかの場所で働いてきました。どれも接客・販売の仕事です。それまでずっと好きなこと、雑貨を仕事にしてきましたが、長岡にUターンしてきたときに自分の好きなことを仕事にすることはできないだろうと思っていました。東京よりもずっとそういうお店が少ないと思っていたし、求人もないだろうと思っていたんです。
◆:圧倒的に都内のほうが雑貨屋さんの数も多く、おしゃれなお店も多いイメージですよね。
三本:そう思っていたとき、長岡店の近くに住んでいる同級生に誘ってもらってSHSに初めて来たんです。そのとき「長岡にもこんなお店があるんだ」という驚きがありました。商品のセレクトもそうですが、接客のレベルも当時の自分の感覚として高く感じられました。ホームページでは特に求人について記載が無かったんですが、もう一度お店に足を運んだときに店頭に求人の広告が貼られていたのですぐに申し出ました。
◆:東京の雑貨屋さんで働いたり、東京のお店で買い物をしていた三本さんからみても、SHSは見劣りしない店だったんですね。それから入社後、SHSでの仕事で心掛けていることはありますか?
三本:「SHSで働いている人はきっとこんな人だよね」というようなお客様から見たスタッフのイメージがあるとして、それに合うような人になりたいなと思っています。「ここにいるのが当たり前な人」と言ってもいいんですけど、お店のことをよく知っているのはもちろん、服装だったり、接客でのご提案だったり、「やっぱりSHSのスタッフだな」と思ってもらえるような人になりたいんです。ギフトを探されているお客様がいたら「どうしてSHSに探しに来てくれたんだろう?」というふうに考えたりして、私たちに求められていることを考えて行動します。
◆:自分がお店でお買い物をするならやっぱり「素敵だな」と思う人から接客してもらったら嬉しいですよね。良い提案をしてもらったり、会話が楽しかったり、その結果いい買い物ができたりするのは、やっぱりその「人」からお買い物をしたから、ということですよね。では次に、長岡店の魅力だと思うところを教えてください。
三本:近くの小学校の2年生の児童たちが、毎年「まち探検」としてSHSに見学に来てくれています。少なくともその子どもたちにとってSHSは郵便局や銀行といった施設と同じようにまちの一部で、当たり前のようにある存在なんだと思わせてくれます。地域のお祭りの際も、御神輿を担いで回ってきてくれますし。地域の方との距離が近いことがこのお店の大きな魅力の一つだと思います。
※まち探検と御神輿についてはこちらの長岡店ブログをご覧ください
長岡店で働くスタッフを紹介します その7 長谷川編 | S.H.S | 新潟で家具や雑貨を扱うインテリアショップ[ SWEET HOME STORE ] (shs-web.com))
今年もみんなで見ました! | S.H.S | 新潟で家具や雑貨を扱うインテリアショップ[ SWEET HOME STORE ] (shs-web.com)
◆:三本さんは昨年まで「まち探検」の小学生たちの案内役をしていましたよね。そこで子どもたちと直接交流することでそういったことを感じたんですね。
三本:そうですね。子どもたちが「お父さんお母さんと来たことあるよ!」とか「ごはん食べに来たことあるよ!」という話をしてくれて、嬉しかったですね。
◆:そうなんですね。私たちもこの地域の一部として認識してもらえているというのは本当に嬉しいことですよね。では次に、自分の暮らしの中で心掛けていいることを教えてください。
三本:SHSのスタッフだということを忘れないことです。暮らしの提案をする店なので、その提案をお客様にしっかりできるように自分の暮らしでも意識します。扱っている商品を使ってみることも当然あります。あとは部屋で使っているファブリックを季節で変えたり、デコレーションを変えたりも意識してやります。
◆:おうちのデコレーションはどんなふうに変えているんですか?
三本:自分の部屋だけでなくて玄関だったりキッチンだったり、「ここは飾る場所」というふうに決めていて、季節で変えて楽しんでいます。ドライフラワーが多いのと、SHSで買った鳥の置物も置いたりしていますね。家具もSHSで買ったものが色々あります。Yチェアにはシープスキンを掛けて使っています。テーブルもSHSで買ったものですね。
◆:長く勤めているとSHSのアイテムもやっぱり増えていきますよね。休日はどんなふうに過ごしていますが?
三本:午前中は大体掃除と洗濯ですね。(笑)読書が好きで、特にエッセイが好きなんですが、ビジネス書や自己啓発系など色んなジャンルの本を読みます。雑貨や自分の好きなものを楽しむためには、自分が楽しむ気持ちを持っていてこそだと思うんです。なので最近は「いかに一日を、自分を整えるか」を大事にして休日を過ごしていて、できるだけ仕事の日と同じ時間に起きて、寝るようにしていたり、ルーティンを大事にしています。自分をいつも一定の状態に整えて、楽しいことを楽しむための気持ちをいかにキープするかということを考えています。
◆:なるほど…楽しむための気持ちを持っていて初めて楽しむことができるから、常にその気持ちを持っていられるように工夫しているんですね。雑貨や家具などのインテリアで癒されることによって気持ちが元気になったりすると思っていましたが、まず自分が楽しむ気持ちを持てているかどうか、というのもすごく大事なことですね。
今回は三本がこれまでに集めてきた雑貨から精鋭たちを披露してくれるということで、写真を撮らせてもらいました。ずらりとご紹介します。
様々な形、柄のマグカップ。三本「これはほんの一部です」
三本「ピザの1ピースみたいな形のお皿は、これにケーキを乗せたらかわいいかなと思って買いました。」
パンとチーズのぬいぐるみ!これは私も欲しいです…。
絶妙な表情のぬいぐるみたち。なごみますね。
様々なパターンの生地のコレクション。こちらもほんの一部だそうです。
三本「パッケージがかわいい箱や瓶はとっておきます。」
工具の形の栓抜き、金のインゴット型のライター、キーホルダーサイズのブラシ…一見「?」となる、実用性よりユーモアを大切にしたようなモノ。三本「こういうものこそが”雑貨”じゃないかなと思います。」
小学生のときに買ったという、ポパイとオリーブのマグカップ。そのときにはすでに雑貨好きが始まっていたんですね。
三本「一番のとっておきはこのワインコルク。頭の後ろの突起部分を動かすと、人形の口が開いて、お酒を持った手が口に行きます。こういう、無くても困らないけどわざわざあるもの、というのがいいですよね。」
雑貨好きとして、私も共感です!
そして三本の愛車がこちら。
それなりに雪が多い職場と、とても雪が多い自宅を毎日往復しています。
サンルーフを開けたのは今回が初めてだそうです。(笑)
仕事に対してはとてもストイック、でも雑貨が大好きで、写真のようにおちゃめな一面もあります。
インタビューからはSHSスタッフとして働くことへの愛や責任感が感じられました。
知識が豊富なので、ぜひ話してみてください。ひと癖ある雑貨の話も、喜んで!