城丸正ブログ

立ち上げるということの違和感

2016.02.28

始めたばっかりの小さな店にはなかなかお客様は来てくれない。

一時的にお客様が増え、売上も上がったかなと思ってもなかなか思い通りにいかない。

これ、私の経験です。

商売でもなんでも、いま立ち上げるという言い方をしますが、全く立ち上がっていないんです。どん底を這いずり回って、夢をあきらめず、年中無休を10年あるいは20年と続けて、やっと成り立つ商売人が1000人に1人といわれる。そんな世界に、よく立ち上げるなどと言って何かをやる人がいるものだなあと感じたり。それでなんとなく活気が出てきたなどと手をたたいたりする人がいても、実は他人事だからですよ。

だから、群れつくって仲良く好きなことを仕事にして生きていきたいという人もいるのでしょうね。

孤独になって道をみつけるのも、群れつくって道をみつけるのもどっちでもいいけど、立ち上げるなんて簡単に使わない方がいいかも知れない。

大きなお世話、でしたね。