城丸正ブログ

義と欲

2016.02.15

最近政治に携わる人、法律をつくる責任のある政治家に、普通以下あるいはバカが多くなっている。と感じている人は私だけでないと思います。真田三代という小説を読むと、たった600年ぐらい前、日本の武士は互いに殺し合いをしていた。日本人同士でね。今の時代考えられないでしょう。人間はいろいろな欲をもっています。どんな法律をつくっても、つくる人間が欲のかたまりだとするとどうにもならない気がしてくる。ただ、その反対に義という価値観もある。特に権力を握るとやりたい放題。それは昔も今も人間の性で変わらない。歴史を知るということは、人間の生きざまを知ることにつながる。だからこを、自分はどんな生き方をしたいのか、義なのか欲なのか、とかね。江戸時代から士農工商という日本の変わらない身分制度みたいなものが底に流れている。商人は最も身分が低い。イメージは今もあるかもしれない。しかし、商人にも讃歌があっても良いと思う。商人讃歌が自然と生まれてくるような仕事をしないとだめかもね。