城丸正ブログ

覚悟を決める時だと思う。

2022.08.23

俺が全部悪かった、許してくれと言わない政治家と、何年も行ってきたデータ改ざんを申し訳ないと謝罪するトラックメーカー。

東京オリンピックも「清い」ものではなかったとか、いたるところで人間の欲が、これでもかこれでもかと存在する。

「俺は政治家という先生だぞ。何だかんだと言われたくないんだよ。当選することが目的、そのためには手段を選ばない時もあるさ。そして当選回数が増えれば箔がつく。実は、じいちゃん、とうちゃん、そして自分、親子三代、いや四代、五代と『政治屋』として世襲しているので、他の仕事はほとんどやったことがない。本当は、皆さんの仕事は理解できないんですよ。良い事も悪い事も『票』のためなら何だってやる。だって、自分が一番かわいいんですから。だって、人間ですもの。ただし、決め台詞は『清き一票を』。俺に入れてくれればありがたい。もしかしたら政治の世界が一番汚いかも知れない。そんな世界で頑張っています。」

ニュースを見ていると、これが政治だけでなく、人間の本性だと思う。でもね、昭和の時代、新潟出身の土建屋のおやじ、田中角栄さんが総理大臣というトップに這い上がって、ものすごい勢いを感じた。

ロッキード事件でおかしなことになったが、今の政治家は絶対に真似できないだろう。あまりにもセコすぎる。やっぱり経済成長と一緒で、どんどん伸びている時は政治も「いきよい」があり、やがて頂点に達すると動きが止まり、下り坂を降り始め、昭和が終わり、平成に入り令和と、人口も減り、経済も伸びない。だからこそ、様々な事件が起こる。

だったら覚悟を決めて生きていくしかない。批判しても評論しても始まらない。こんな時代を生きていくしかないからだ。