城丸正ブログ

老舗を考えてみる

2016.10.30

先日、本町茶寮 大橋屋様から創業150年のお手紙をいただき、改めて歴史の重さ、そして信頼という大切な価値、さらに次の150年に向けての前進、新潟を代表する料亭、又、長岡ではブログで書かせてもらう江口だんご様も100年を超える企業、一言でいうと老舗です。

明治、大正、昭和、平成と想像できないくらい長い長い歴史を生き抜いてきた企業です。

本店が全て、店で働く人々の雰囲気、一種独特な空気があります。経営者がどんなに時代が変化しても変えないものと事、そして時代の変化を読み取り、積極的に革新的に変わっていく姿は創業何十年しか経っていない私にとっては、ものすごく勉強になります。

小売業は、はかない商売であることは自覚しています。だからこそ、他の業種以上の努力と発想と、スピードが必要になっています。ヒーローは勝ってこそのヒーローです。勝つことの意味もだいぶ変化してきていますが、私は頭が悪いもんですから、負けるだったら勝ちたい。誰にでなく、自分にかもしれない。

老舗と呼ばれるのも一つの勝ちであり、ヒーローの姿かも知れない。

日本で100年以上続けている企業は、2008年度で全国に19,518社だそうです。全体の1.64% すごいよねー。