大工の土田君、片平君は大工という群れから離れたと、いうより建築業という世界から離れた。そして我々の小売業もしくは表現業という世界に入ってきて、本当に自分がやりたかった事を探し続けている。悩みも多いだろう。しかし、確実に他の大工さんができない事を表現している。そのことはどんな仕事でも共通すると思う。弱者は群れることで心の支えを得たように感じ強くなった気がする。だが、群れれば群れるほど弱さが際立ってしまう。一人になると少し不安ではあるが自分の時間を今まで以上に持つようになる。そして本を読み始める。沢山読んでいくうちにその人から今まで以上の魅力が発生してくる。そして会社の中でも仕事のできる5%の仲間入りを果たす。群れている人は愚痴が多いし、もっと楽しくおかしく幸せに生きたいと強く思っている人が多いように感じる。仕事場には友達などいない。互いに上を目指す仲間しかいない。悔しかったら一人になって他の人間がまねできない様な存在になれば必ず意識の高い人が1人、2人と増えていきます。世の中の流れに乗ることなく、表より裏、右より左、内より外と逆の見方や裏から見る事が大切かもしれない。