今年の5月くらいから、6年振りに紙媒体を使って店の情報を発信するようになりました。
デジタル化が加速する現状で、何故と思うかもしれません。しかも不特定多数に向けて発信しても効果などあまりないでしょう。
でも、新聞・雑誌・テレビなどの媒体はダイレクトに伝わるメディアの本質的な部分でもあると思う訳です。
デジタル化が加速する今、情報過多になればなるほど主流から外れた生き方をしている場所や人に興味を持つのも人間の本質ではないか。
アクタスのスタイルブックをプロデュースする荒木さんが新潟でロケをしたとき、『かっこいいインテリアや暮らしは、これからは地方の時代だ』と言っていた。
このスタイルブックも『紙』であり、『紙』でしか出せないセンスやアナログ写真の魅力、何よりも多くの人が参加して手間をかけて作る、これが最高なんです。
うちのスタッフも参加した翌日から何かが変わった。
顔つきが変わった。
毎日スマホを見てSNSで知ったとしても、天と地くらいの差があるのではないだろうか。