城丸正ブログ

怖い人とやさしい人

2020.11.05

普通はやさしい人が好かれる。

でも、周りが全員やさしい人ばっかりだったらどうだろう。

怖い人は必ずいる。厳しい人もいる。この人達は意地悪な人とは違う。

私は相当怖がられている。特に顔が。

今までを振り返ってみると、怖くて厳しい人の方が記憶に残っている。

怖い先輩もいた、怖い上司もいた、なるべくなら避けたい、でも意外とそういう人に接することで緊張感が生まれるし、気を抜けないという意識が知らないうちに習慣になり、何となく成長につながったりする。

落語の世界では、厳しい人は味方、やさしい人は敵と呼んでいるらしい。

技術や能力を向上させるにはどこの世界にも怖くて厳しい人が必要だ。

怖さ・やさしさ・厳しさがあることがワークバランスだと思う。

ある人が、怖い存在を持たないと生命にかかわることなんだと、そして生命力のない人は怖い存在から離れよう離れようとして怖い存在を排除する。これがますますその人の生命力を奪うことになるとも言っている。

私が一番怖いのはお客様であり、やさしいのもお客様です。