城丸正ブログ

古いこと、正しいこと、美しいこと

2013.07.05

選挙戦がスタートして、政治屋さんたちが動き出しました。だからというわけではないですが、今、吉田松陰にのめり込んでいます。時代が大きく変わる時に現れた武士であり思想家。不安と生きるか理想に死ぬかとか、自分は人を疑い続けてうまくやるよりも、人を信じ続けて馬鹿を見る男になりたい。そして時代の常識をことごとく破る等々の名言はかっこいい「覚悟の磨き方」という本です。一気に読み終わりました。江戸時代の終わりに30歳で死んだ吉田松陰。人生50年しかない時代。15歳で元服、寿命が短ければそれなりに濃い生き方もできるという証です。現代はある就職を支援する会社の方が言っていました。20歳の成人は6歳引いてください。精神は14歳ですと。ですから手取り足取りお仕事をお世話いたします。ですから30歳でやっと30年前の24歳位の意識でしょうか。などとわかる気がします。なまじっか寿命が長いということがこんな所にも生き方の濃さに現れているのかなー。歴史を変えた、あるいは歴史が変わった時の先人の思いや考え方、行動から今を見る。理解し考えて行動する。実は、古いこと、正しいこと、美しいこと、大切に思います。