仕入れが大きい、大切な取引先の営業マンが、『申し訳ありません。8月に地元の百貨店で、期間限定の販売会をやります。』
商売の道を、自分達自ら壊す。もっと売上げが欲しい、一方的な考え方。しかも、普段家具売り場のない百貨店が催事として、家具を売る。生活の道具は、使っていけば壊れることもある。修理も生まれる。今、長く使っていただくには、”直す”ということ、”直せる”ということが、実は信頼につながる。目先の売上げを上げるために、仁義なき戦いがある。時間をかけて、お互いがつくってきた信頼は、簡単に壊されていく。強者が弱者を都合よく使う。百貨店は、昔から体質は変わらない。
上から目線に、”ほいほい”とついて行ってしまう、家具のメーカー。本当にカッコ悪い。こういう話で来る営業マンの目は死んでいる。
死んだ者同士で、一瞬の売上げをつくろうとする。百貨店ビジネスも、もう地に落ちてしまっている。
小売の王様なんて、誰が言っているのだろう。彼等も生き残りをかけて、必死なんだということ。東映のヤクザ映画。
”仁義なき戦い”の小売業界版だということ。
私は、アナーキーで、アウトローのつもりでしたが、上には上がいたということ。