欲しい物はいつでもどこでも簡単に手に入る。喜びも楽しみも快楽も簡単に手に入ってしまう状況。そしてその中から選んでそれで終わり。これって便利ではあるけど不快な感じがします。最近、20年前の車を4か月かけて直して乗り始めました。実は不便だけど快適なんです。根っから再生することが生きがいですから、新しい車は全く興味がないんです。この感覚って車を買うというより創るという感じなんです。店も再生し続けています。古いから次から次と痛む。痛んだら直すの繰り返しです。先端技術を使った新しい店舗の形だけでなく「人とつながる」「人をつなげる」といった形も今後大切になり、そこで改めてデジタルからアナログへと方向が変わる気がします。色々な事が進みすぎて人が置き去りになっている気がする。スマホ中毒はその代表格です。流れを止めることはできない。一度便利なものを手にしたら離せない、わかります。でも、あふれる情報の中から、モノからコト、コトからココロ→ヒト。マチ、ミセ、ヒトであり企画や編集ができる1人1人であることが大切だと思うのですが、いかがでしょうか。