城丸正ブログ

再生とは当たり前のこと

2013.07.22

すばらしい接客やセールやイベントを打ってお客様を増やし経営を成り立たせるだけが全てではなくて、もっと大事な事は、新潟あるいは長岡という町そのものがすきであるかどうか、更に人が集まっている所へ出店することから、こんな場所だけれどここに人を集めるためにはどうしたらいいのか、その場所に対する愛情があるかどうか、人の何百倍の熱い思いがあるかどうか。要は自分が本当にそこが好きかどうかが一番大切だと思います。しかし思いさえあればそれが可能にするわけではなくて静かに四季を通じ、10年、20年、30年とあくなき執念と時代の変化に応じて変えていく。店はつくって商品を並べてプライスをつけて接客して販売するという単純な事ではないように思います。リバースであり、リノベーションでありDIYであり、企画であり編集であり。頭の痛いことだらけですが、すべては物も事も人も再生し続けていくプロセスがお客様の心を動かすことになるのではないでしょうか。いつも若いスタッフに云います。今やり続けていることが嫌なら辞めればいいと。なにも変えられない、変えようとしない現状のままで楽しく面白く生きれればいいなんて思って生きている若い人がいるとしたら人生もったいない。モノもコトもヒトも再び生まれ変わると、再び生きようとすること。再生とは変化し続けることなんですよね。ですからこれが嫌なら辞めればいいのです。おかしいですがやっと気づきだしたスタッフが増えています。幸せです。