1973年、経済学者のE・Fシューマッハが、安い資源が無尽蔵に地球にあると思い込むこと、そして科学が全ての人を豊かにするという幻想は長続きしないと警鐘を鳴らした。今から47年前の話。
さらに10年前の1963年に経済学者バックミン・フラーが、このままいたずらに生産活動や消費活動をしていれば、壊滅的な未来が待っている。
しかも1972年には、ローマクラブが『成長の限界』を発表した。
何が言いたいかというと、資源と地球は無限に拡大しない。このままでは環境がもたない。大量消費の先は残骸の山になると。
しかし、人間は拡大したいという本能と自己顕示欲、そして暴力的な経済活動から逃れられないと、マクルーハンが言っているそうだ。
みんな、このまま行けばどうなるか、というのはわかっている。
我々の住む社会も、生まれて、成長して、成熟して、老化して、死んでいく。
経済成長はいい事ばかりではないのでは。そこで『スモール・イズ・ビューティフル』小さいは素晴らしい。小さい事・簡素な事・非暴力的な事にあえて目を向け、くどいと言われようが小商いという考えで生きていくことも大切ではないだろうか。
これも小さな記事の内容です。
はっきり言って刺さる内容でした。