城丸正ブログ

仕事選び

2020.10.02

最近の学生が求める会社は、『気楽に長く働ける会社』、そして、『きつい会社』ほど敬遠されるという。

でもね、世の中には『きつい会社』だけど、『やりたい仕事ができる会社』も多いと思う。

どんなに楽でも、やり甲斐が持てない仕事だったら、何のために生きているのかという疑問を抱くこともある。

もう一つ、今はこうだけど、これからはきっとこうなって行くだろう、その為に挑戦しようというのもあり。

右肩上がりの時代は無理しなくても気楽に働けたかもしれないが、今はそうではない。成長が止まり、未来は予測できないし、非連続な環境では今までの延長線上には答えはない。安定にしがみつくこと自体が最大のリスクになる。

働き方改革で、働く時間を短く、効率よく仕事をすることで生産性を上げる。

これももっともだ。

でも、これを実行すれば必ずこうなるとはならない。

昔からずーっと変わらない大切なことがある。

一生懸命ということ。『懸命』は仕事でもスポーツでも同じ、逆にすると『命懸け』ということでもある。

本田宗一郎さんが次のような名言を残していると書いてあった。

『時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、上手く利用する人がこの世の中の成功者なんだ。長い目で見れば人生にはムダがない。身の回りにいくらでも転がっている幸福から自分のものを選び出し、それを最高のものに高めることだね』

当たり前と言えば当たり前の話しだけど、有名な人が言うと納得感が違う。

人と仕事は、ある意味、出会いだから必然もあるし、偶然もある。

ものにするのは自分次第なんだということ。