最近、若者や学生が職場訪問をしたいという問い合わせが多くなった。
履歴書は必要ないし、面接という堅苦しいものでもない。
話しをして聞いてみたいという。
きっかけはホームページのブログだったりする。
あるいは、来店して興味を持つと、様々だと思う。
一番は若い、ちょっとカワイイ女性スタッフが増えたこと、若い男性スタッフも少しずつ増えたこともあると思う。
当たり前だが、オジサン・オバサン・ジジィ・ババァだけのチームではなかなか若い人は難しい。
若者が存在し、一生懸命そこで生きている姿は未来への可能性を感じさせる大切なこと。決してオジサン・オバサンを否定しているのではなく、世代間のバランスこそが会社や店の魅力につながる。
この若者に会うのはもう俺ではなく、次世代の社長。つい先日、私のラジオ番組を聞いて興味を持った新大の学生が会社訪問に来た。
妙な気になった。
だって、私のラジオ番組といえば、司会は遠藤麻理さんしかいないし、オバサンとジジィの掛け合いですから、その番組を聞いた『若いヤツ』であれば、ちょっと普通じゃないだろうと思い、本当は会わないつもりが顔だけでも見てみようと挨拶したら、俺の顔を見た瞬間『恐怖感』が漂った。
『まっ』しかたない。
好きでこんな顔になったわけではない。
中小零細な小さな会社の経営者なんてほとんどそんな顔していると思うけど。いや、俺だけかも。
今は『新卒一括採用』ということが何となく常識になり、ルールができてしまった。
みんな一緒にリクルートスーツを着て、何十社も数打ちゃ当たる意識かもしれないが、身体一つで来てくれればいいという所はいくらでもある。
ただ、コロナ禍で少々厳しいかもしれないが、好きなことを好きなだけ打ち込める仕事であれば幸せなんだと思う。
何度も転職した俺だから言えることがある。
仕事がお前を選んでいる。