城丸正ブログ

「ギリギリ」で生きる。

2022.04.26

商売は利益が出ると黒字、利益が出ないと赤字。経験上、大きな赤字が出た時には、めちゃくちゃ反省します。多少の赤字はなんとかなると思ってしまう、多少の赤字だと深く反省しなくなる。

だったら、大きな赤字のほうが本気度が違ってくる。逆に大きな黒字が出た時も安心してしまい、緩んでしまう。自分だけかも知れないが、ギリギリ黒字になることが一番いいように思う。最終的に「ギリギリ」ということが、人を緊張させる。

商売はむずかしいことに挑戦する仕事だから、ギリギリというポジションだからこそ反省し続けることにつながる。

世の中は大成功している人もいるし、自分みたいにギリギリのところでかろうじて生きている人間もいる。おそらく、ほとんどの人が後者だと思う。だから大きな黒字になると気が緩むし、甘くみてしまう。そしてまた、どん底へ落ちていって、また這い上がる。その繰り返しをしているのが自分だ。だからおもしろいのかも知れない。

商売は簡単ではない。小さな黒字でいいから、続けていくことが大切だと思う。