城丸正ブログ

生と死

2017.11.17

2年前の11月、息子へ腎臓移植の手術をしてもらった。私はドナーとしてその役目を果たすことによって、色々な事を考えるキッカケになった。

おかげさまで私も息子も、今も生きている。あっという間に年月が経った。二人とも死を意識した。”生きたい”という思いに、私は親としてできる限り手を差し伸べたいと思った。死を意識したからこそ、目いっぱい生きなきゃならないと思った。

もったいない生き方をしている人や、自殺願望の人に、『みんな人はいずれ死ぬ、死を意識して今を生きることだ』と言いたい。

そういう意味で、いい経験をさせてもらったと思っています。『よく働いた一日はよく眠れる。よく生きた一生はよく死ねる』という、諺があるそうです。

それと、私の腎臓が息子の身体の中で生きています。私は息子より年齢が30歳上ですから、順番なら先に私は死にます。でも、私は息子の中で生きています。誰かが言っていました。『自分が愛した人の中に生き続ける』まさにその通りです。自分が愛した人です、自分を愛してくれた人ではない、自分が愛した人の中に私達は生き続けるのだそうだ。だから家族を愛し、仕事を愛せば、永遠と自分はその中に生き続けるということ。

愛されるより、愛そう。どんな時代も愛は全て。年を取ると、こんな風になってしまう。いいじゃないの。