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S.H.S NAGAOKA BLOG

「キモチ」を「カタチ」に

2021.09.27

今年の春先のことでした。

5月に挙式を控えた新婦様が引出物のご注文にいらっしゃいました。

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実はこちらのお二人は1年以上前から引出物を見にいらして下さっていました。

でもこの状況です。お二人の挙式が一度、二度と延期になっていきました。そしてようやく挙式の日程が決まり、久しぶりにご来店されました。

お品物も決まり、次はラッピングの相談です。

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引出物の品々の中で、必ず一点は「寿のし」をつけるのがルールです。でも、新婦様の答えはリボンラッピングがいいとのお返事でした。

さて、どうしよう。

基本的に引出物の中に「寿のし」がないと引出物とは言えません。

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「どうしてもリボンがいいです。SHSのロゴが入った赤いリボンがかわいいからそれを使いたい。」

新婦様の言葉にとても驚きました。あのロゴリボンをそんなに気に入って頂いていたとは。そして嬉しくなりました。

これはなんとかしてリボンラッピングにしてあげたい!!

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長岡店の2階にはウエディングカウンターがあり、プランナーが常駐しています。すぐに内線をして相談しました。返ってきた答えは「内のし」。

なるほど。

新潟という土地柄か「寿のし」は外のしでしか受けたことのなかった私には思い浮かばないことでした。実は内のしの方が全国的には一般的。でも外のしが失礼にあたる事ではないんです。

※新潟県内では、外のしが好まれています。

内のしは、お品物の箱に直接のしをかけ、その上から包装紙で包み、リボンをすればいいのです。これで新婦様のご希望に添えるかたちになりました。

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ずっとずっと前から使っているSHSのロゴリボン。それはリボンのデザインでもあり、SHSで買った贈り物ということでもあります。一日に何件もラッピングがあり、当然のように使っていたリボンですが、このロゴが入っている意味、そしてラッピングの意味を改めて考える機会をいただきました。

私たちはお客様の「キモチ」を「カタチ」にするお手伝いをしています。ギフトを贈った方と受け取った方が笑顔になっていただけるよう、常に贈り物にふさわしいラッピングを心がけています。

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そんなロゴリボンに新しい色が仲間入りします。

「ブロンズ」色です。赤いリボンと共に親しんでいただけるよう心をこめてラッピングいたします。