時代や社会の価値観が劇的に変化することをパラダイムシフトというそうです。
前にも書きましたが、日本の住宅は9割が新築で1割が中古住宅という先進国の中では異例だと言われている。
日本人の新し物好きという価値観かどうかわからないが、実は野澤千絵という女性東洋大学教授が日経に書いている内容が、空家古家の活用が大切だと言っている。行政もようやく目を向け始めたが、新築住宅を購入する方が有利な面が多い税制が存置されている。もっと国は中古住宅の流通の促進や、空家の転用を促すための建築基準法の緩和など様々な施策が展開されていかないとおかしくなるのではとあった。
私と同世代の団塊の世代が、後期高齢者となる2025年問題を背景に大量相続時代を迎えるとなると、大量の『負動産』『所有者不明』『相続放棄』など、住宅をめぐる諸問題が発生する。『資産』ではなく『死産』をどうするか、大きな社会問題になるそうだ。
人口が減っているのに世帯数が増えている。新築偏重の是正が全くなしの状態ではないだろうか。新築だけが全てではない、直して住む、そして住み替えという生き方。所有から使用へと動くのもありではないか。
そういう意味では、今パラダイムシフトして行くことも必要かもしれない。ローンは借金だということ、我々商売をやっていると無借金経営が夢です。現実はそうはいかない。健全経営となると年商の2割以内と言われている。
さあ、住宅ローンはどうでしょう。だらか中古住宅を直し、インテリアにもっとお金をかけて、まぁ軽自動車一台分くらい使ったら、もの凄い空間ができると思います。十人十色です。皆がそうだからそうするのではなく、無借金経営、無借金生活、最高っ!本当のパラダイムシフトかもしれないね、難しい!!ところで今住宅ローンって年収の何倍借りられるの、”頑張ろう”。
私も無借金を目指します。無理かな、パラダイムシフトか。