国会答弁を観ていて思った。頭が良くて、元弁護士だった女性大臣が『自らの記憶に基づいて答弁した。虚偽答弁をしたとの認識はない』と答えている。頭の悪い私でも、その場を早く逃げたいこの一言だ。『忘れました、間違いありません』で済むはず。
回りくどい言い方をすればするほど、うそをついていると思われることがわからないなんて、そんな人に国の政治やれるの?うそをつくから政治家やれるのかもしれない。
我々の小売業が、回りくどい言い方したら、瞬時に『てめー!ふざけんじゃないよ!』と、言われてしまう。
権力を持つと、人って変わる動物なんだよなー。もしくは、元々”上から目線”の人かもな。
政治家なんてやらなきゃいいのに。子供達に見せられない姿だしね。それすらも気が付いていないとすると、この人を選んだ我々も大きな責任を持たなければ。
私は小売業という小さき商いで良かった。小さな店、小さな会社で働く人がいる。時間もお金も大切。でも、それ以上に、継続していくことが大切で、働く仲間がいる。だから、守る意味がある。うそやごまかしを平気で言ったり、やったり、『バレたときは、その時だ』と思って、政治に携わっているとしたら、世も末か。金にも弱く、権力に寄り添って、カッコ悪い生き方。ドラマを観ているようだ。池井戸潤の小説の中では、ヒーローにはなれない反対側のみっともない人々として、描かれるに違いない。
ドラマはどちらも必要か。世の中もそうかもしれない。