城丸正ブログ

本来の安保

2015.10.17

マンションが傾く、住んでいる人の生活を奪う。これから戦いが始まる。普通のごくごく当たり前の生活が一流といわれ上場企業が奪う。この現実。一流大学を出た人が、社会や世の中のため一生懸命努力をして結果を積み上げて一流になったんでしょう。しかし、普通の生活者の生活を破壊してしまう。ある意味、武器を使わない利益追求という改ざんという方法での戦争を起こしてしまっている。こういう企業こそがブラック企業だと思う。人に苦しみを与えても最後の責任は、下請けのその又下の下請けへと曖昧になる。こんな時にいつも政治家は積極的に動こうとしない。大企業からの政治献金を受けているとしたら動けないだろうなあと思ったりもする。これもブラック政治家かもね。中国や北朝鮮等々の外部脅威に対する安全保障よりも、国内の欲のかたまりの企業がしかけてくる悪意から普通の人を守るための安全保障の方がより優先すべきでないだろうか。いつの世の中も弱い者が犠牲になる。言葉ではきれいなことは言える。本当にカッコいいと思う事がどんどん失われていく。新聞やニュースで大企業の業績が伸びているが、地方の中小零細企業はいまひとつなどと流れている。でも我々のような小さな会社のほとんどは、人の生活をおびやかすような事は少ない。就職活動する学生がそれでも安定や安心、安全を求めて大企業へという気持ち、否定はしない。でも小さい会社が存在感を示すことは可能だ。我々のような小さい会社は、人に迷惑をかけたり、損害を与えた瞬間にぶっ飛んでしまう。世の中の99%が中小企業だということも忘れないでほしい。一握りの大企業が利益優先の改ざん、人間の欲の追求の哀れさ。笑い事ではないけれど笑ってしまう。人間ってみっともない事やるんです。わかっているけどやっちゃうんです。自分もそうです。きれいごとですまない不条理な事いっぱいあるんです。改めて、自分も不完全な人間であることを自覚して一歩間違えば似たような事してしまう人間であることを思い知る事件でした。こんな厳しい時代に、中小零細企業のブラック探しなんかしている場合じゃないんだよ。いい人ぶる人が多くなって、本当はこうだ、と云いきる事も大事。