亡くなった父に昔から、お前は道楽者って云われ続けてきました。大学を卒業しても職を転々とし、32歳でリサイクルショップなんてやるわけですから、警察官だった父からすればまさにその通り、道楽者です。でもね、道楽って好きな事や物に心と体と血を注いで、決して怠けてはいけないんですよ。面白くない事でも面白く生きようとするんですよ、本人は!!人が来ないような場所や古い建物を直して店をつくることが目的ではなくて、そういう事が好きなんです。目的が無くてもそこにお金を使ってみたくなるんです。ある種の病気です。その分、苦しむことも多いし、もうだめだと思うこともたくさん起こって、楽しいはずが、なんでこんなに苦しいんだ!って叫んだりもします。そんな時に出会った本が、中谷彰宏さんの本で「人生の億万長者になろう」という本なんです。2004年の発刊。この本はお金の話ではなく、生き方、考え方の本なんです。私、この人の大ファンです。そうだよなー、そうだよなー、って考えることが多いです。会ったこと、話したことないですが、本て素晴らしい。私、サラリーマン辞めてこの仕事初めて10年位から人に会うことよりも本を読むこと、増えました。40歳過ぎてからです。もっと若い時から読んでおけばよかったなーってつくづく思います。会社の若い人にも云っていますがあきれるほど読まない。だから話せない、考えない。今どきの30歳の人は20年前の20歳でしょうかね。私も若い時云われたような気がする。だからあえて云わせてもらいます。男も幼いし、女も幼い。仕事ができる男を好きになる女の人、多いだろうか。やさしい男、やさしい女、基準がわからない。一般うけするいまの流、いま風、全部嫌いなんて思っている人いるのかなーぁ。最終的に群れの中に入って安心する。しょうがないか。景気は良くならないね。世の中を動かすのは私みたいな60歳過ぎた人間でなくて、20代、30代なんだよな。老人めちゃくちゃ多くなるぞ。食べさせなきゃならないぞ。安心だの安全だの、将来に明るさがあるとかないとか、どうにもならない事を云ってたって道は開けないよ。道楽者として生きる道もあるよ!