城丸正ブログ

田舎の流儀

2012.05.28

新しい住宅地が開発されていきます。住宅メーカーや私どもの様な家具インテリアを扱う業種も大きく業績に関わってきます。しかし、ここで考えなければならないのは最近よく耳にする、中心市街地に人を集め、しかも、住んでもらわないと本当の意味で中心市街地の活気は生まれないというようなこと。それって無理な話だと思うのです。人口が減っていくなかで、郊外に大きなショッピングセンターや、大規模な住宅開発をしていくわけですから、どんどん中心部の価格の高い土地や家賃の所から、より便利で、住みやすく、価格の安い場所へ人は移っていくのは当たり前だと思う。大事なことは、新潟市を含め自分たちの町はどんな町であるべきなのか。どんな町を目指したいのか。その為にどんな事をすべきかだと思う。私たち一人一人は小さい力ですが、結局は人に頼らず自分たちの手でコツコツつくっていくしかないかな。港町新潟、リバーサイドシティ新潟とかさ。一つだけ云えることは、全国チェーンの店や会社ができればできるほど、その町の独自性は失われていく。ですから、商売をやる人も、ものづくりをやる人も、食をやる人も、ここにしかない独自性の強いものを育てて人を採用し、業績を伸ばし、しっかりとそこにしかない価値観をつくっていく努力を死んだ気になってやらないとらしさは失われていくよね○新潟も、金沢も、仙台も、どの田舎に行ってもユニなんとか、しまなんとか、ニトなんとか、イなんとかモール、東なんとか、いろいろありますよね。まあ便利だから普通の人がたくさん利用して、やっぱり私たちはまけちゃうのかねぇ。どう思う?おい!おい!おい!でしょう?