城丸正ブログ

今年はどんな年だった

2023.12.26

コロナウイルスのニュースは全くなくなった。それに代わる政治のウイルスと日本を代表する車のメーカーの悪いニュース。これも何かをダメにしていくウイルスだ。

そのうち落ち着くのだから嘆いても仕方がない。全てが「欲と金」、自分もその世界にいれば当たり前になって何も疑問に感じない生き方をすると思う。それが「人間」かも知れない。

全てを思い通りにできる「一強」になるにはどうするか。やっぱり「数」と「力」と「金」だ、と走っていくのだろう。群れると人はきれいにはなれない。でも、群れることで仲間だと思い込む。よく言われるのが「類は友を呼ぶ」。悪いことをしなければ最高の集団だけど、どうしても人間は損得勘定で動いてしまう。清く、正しく、美しくはなかなか難しい。

でもやっぱ「これじゃだめだよな」で生きるしかない。「カッコイイ」というスタイルがあってもいい。見てくれはパッとしないがなんとなく惹かれるとか、意外と「ガッツ」を感じるとか、昭和生まれのジジイだからしょうがないだろう。

なんとなく行きたくなる店はどんな店なのか。もう理屈ではなく、気分の時代になっていると思いたくなる。我々は「数」「力」「金」でやっていけないからそうなるわな。

我々は独断でやるしかない。人の幸せは、おそらく効率と真逆の方向を指していると思う。さらに、大量に商品が並んでも嬉しくない。そのワケは、もう物量という「力」で勝負する時代ではなくなっているからだ。これだけモノがあふれている時代にモノを並べても人は何も幸せに感じないだろう。物量の勝負は圧倒的にネットに軍配が上がっている。であれば、リアルな店の価値は、スタッフを含めた店舗の魅力をどう創っていくかになる。

常識は通用しないと覚悟を決めて生きていくしかない。