今日、S.H.Sに興味があるという若い女性に会った。彼女は専門学校を卒業して6年間、アパレル関係の仕事を続けてきた。最初は辞めたいと何度も思ったが、続けてこれたのは一緒に働く仲間と魅力的な上司がいたからだと言っていた。やっぱり「人」なんだなあ。もちろん、何をやるかも大切だが、もっと大切なのは、誰とやるかなんだよな。コロナ禍で、テレワークや「便利で簡単、早く、安く」が当たり前になっているんだけれども、人と人が直接かかわることで、「生身」の大切さにも気付いたんだと思う。
それにしても最近、20代の若者が我々の仕事に興味を持ってくれることに驚いている。特に、今年は多い。どんな仕事も、売りものは常に「自分」。商品やサービスよりも、自分自身、そして自分を一つのキャラクターにしたり商品化するくらいアピールするのもありだ。そのアピールの方法として、自分は何を考えているのか、何を目標としているのか、何を大切にしているのかといったことをわかりやすく言葉にできるようにする。そして、最後は決めること。大変なことも不安なことも全部自分が選んだことだから、「好き」なんだと思う。「好き」に苦労はない。
一緒に働いてみないか。もう無理か。求人のワクがないかも知れない。