城丸正ブログ

仕事は「敵」か「味方」か

2022.01.08

新年にいつも読む本がある。「仕事は味方」という本だ。

仕事が自分を変えた。仕事が成長させてくれた。仕事に感謝している。

自分らしさと幸せを繋いでくれたのは仕事だった。仕事がなければ今の自分は存在しない。仕事は一人一人にとって大切な存在。

しかし今、多くの人が仕事を信頼できなくなっている。仕事から裏切られたような気持になっている。仕事から得られるものから遠ざかっている。気が付いたら、仕事は自分にとって厄介で、ストレスを押し付けてくる「敵」のような存在になってしまっている。

出版されて15年経つ。何度も読み返し、自分は仕事からいろいろと体験した。言葉では表せない「宝」をもらったようにも思う。

人は生まれてから死ぬまでの一回限りの人生の中で一番時間を使うのが仕事。そこがつまらないものだとすると、何のために生きているのか分からなくなる。仕事を味方にするのも敵にするのも全部自分。どんな理由で仕事を決めたとしても他人が決めた訳ではない。

だったらもう一度見つめ直すのもいい。

厳しく働いて楽しく暮らす。さらに自分たちが本当におもしろいと思う企画をつくらなければお客さんもおもしろいと思わない。

我々の仕事である店舗でモノとサービスを提供するために大切な価値の一つがコミュニケーションする接客だ。

これは人に会える、触れ合える、語り合えるというモノ以外の楽しみを作り出すことにつながる。

何度もくどくなるが、「深く愛して、長く愛する」ことで、人であろうが仕事であろうが全部自分を大切にすることにつながる。

そういう意味で、仕事は自分にとってどっちなのだろうか。