『ワイズ』、ヨウジ・ヤマモトさんの最終回の記述から、
最近、世の男が『男らしさ』を失っているように思えるのは残念なことだ。
ファストファッションもはびこり、ファッションのフラット化が急速に進んでいる。
でも、服を選ぶことは大袈裟に言えば、生活や人生を選ぶことでもある。
安易な『コンビニファッション』のままでいいのか?
反逆児らしく、そんな風潮に異を唱え続けてゆきたい。
妙なオーラが出ているせいか、私は社内で怖がられているようだ。
頭に来れば雷を落とす。
すると社員はスゥーッと距離を取り、恐る恐る私の様子を遠巻きに見ている。
でも、怒ることも当然エネルギーがいる。
本気だからこそ怒るし、信用しているからこそ怒る。
どうでもいいことならば、ニコニコと愛想よく笑っていればいいのだ。
ともに同じ会社の仲間なのだから、もっと私に絡んできてほしい。
そして、一緒に世間や時代に異を唱えよう!
だから家具も服も一緒、家具を選ぶことは大袈裟に言えば、生活や人生を選ぶことでもある。
思わずまたパクッってしまう。
心の底から共感するし、共鳴してしまう。
自分が最初にカッコいいと思って仕入させてもらえないかとお願いした店『オーパー』が、ヨウジ・ヤマモトも来店していた。
このことが、本当に失礼なのは十分承知しているが、ものすごく特別な意味を持ったし、今まさに日経で29回にわたり記述を読んで、あのとき、あの『オーパー』があったこと、安田さんに出会ったこと、全部繋がってしまう。