若い新人が入ってきた。
敢えて若いと書くのは、若くなくても新人が入ってくる会社であり、店だからです。
接客販売があり、配達があり、修理があり、売場作りがある。
長く続けてもらうことを前提で考えているので、一時的に売れる売れないというのは大した問題ではない。
長くスタッフを見ていると、なまじっかすぐ結果が出たためにダメになっていく人も多く見ている。
本当に大切なのは、やるべきことをコツコツ間違えずに努力しても失敗する。この失敗をしっかりと受け止めて、直しながらその人自身が成長していくことだと思う。
多少時間がかかっても、必ず会社の利益に結び付く。
新人が気にすることは売上げが上がらないことよりも、この仕事についてちゃんと考えているかどうかということ。自分にとって『この仕事とは何か』を問う。ある人は、仕事上の愛は互いに見つめあうことではなく、同じ方向を見つめることだと言う。その先にお客さんがいるから、とか。
会社が長く続けられるのは、20年30年と長く仕事を続けてくれるスタッフがいるからです。地道にコツコツやり続けるタイプの人間が大切です。
彼等の働くスタイルは『労働』ではなく、『仕事』です。
だから『労働者』ではなく、『仕事人』なんです。
接客販売職は『継続』と、それに伴う『信頼』が全てです。
これは数年の時間では思うようにいかないと思う。
ファンはちゃんと見ている。