ZOZOの前澤社長がヤフーに会社を売ったニュース、やっぱりと思った。
『危ない!』と直感したら、すぐ逃げる。『まだ大丈夫』ではなく、『危ない!』と直感する、そういう人が『逃げる』のは『勇気がない』のではなく、『勇気がある』からこそ逃げられるニュータイプの経営者なんだと山口周さんが言っていた。
『逃げられる』から幸せか、私なんか逃げられない。ほとんどの経営者はおそらくオールドタイプと言われる『一生懸命』最後まで頑張るとか、諦めないとか、どうでもいいようなことに拘る旧態依然とした変われない人間が多いから面白い。
もっと面白いのは、今日、新潟日報が一面に大々的にZOZOがヤフーに買収されたと記載されていたが、日経新聞や日経MJや繊研新聞はそれほど大きく一面にはでていなかったこと。スマホ時代、もう前日にニュースで流れている。やっぱローカル紙だよなぁ、ほのぼのする。
でも新潟県や新潟市の財政がとんでもないことになっている。ZOZOやヤフーなんてどうでもいい、『あ、そう』で終わりです。
私は逃げられない、勇気の問題ではない。全員で痛みを受け入れなければならないなら、そうしなければならない。
原因の追及なんて、今更やったって誰も責任なんか取るわけない。それよりもシュガーに育った若者が、更に新潟から逃げていく危険性がある。
補助金なんてばら撒いてる場合じゃない。一つの見方として、今の環境で何かを見付けることも大切だ。
きっとあるはず、一つくらいはやってみようかな、とか、これは他にはないことかもしれないとか、他人はどうであれ自分はこれが好きとか、時には逃げないで取り組むときがあるから、逃げることが生きてくる。
私も何度も『逃げる』を経験している。バカだからこそ、面白いことがある。
地方が消滅したら、本当にどっかへ逃げなければならない?