城丸正ブログ

11月18日のブログの続き

2025.11.20

アマゾンが大量人員削減するという記事を読んでいろいろ考えた。

業績が好調なアマゾンがなぜ14,000人も人員削減するのか。これからはオーナーシップを持つ必要があり、そうじゃない考え方の人間はいらないということらしい。

リーダーシップという言葉はよく聞くが、従業員がオーナーシップを持つとはどういうことなのだろうか。

調べたら、「オーナーシップ」とは組織や仕事に対し「自分ごと」として責任を持って取り組むこと。指示されたことをこなす受け身な姿勢ではなく、自分の意志で使命感を持って行動し、自分の成長と組織全体の成長につなげていくという考え方と行動をいうらしい。

俺の世代からすると当たり前のことなんだけどな、と思ってしまう。

さらに、オーナーシップのある人は店や会社に対する愛情が強く、離職率が低いという。「これも当たり前だし」と思う。そして最後の「締め」として、どんな未来を選びどんなリスクを取って事を成し、なぜそれをやるのか、その意志こそがオーナーシップだと。ひと昔前は当たり前だった気がする。

たとえAIがさらに発達していっても、人間にしかできない仕事はあるんじゃないか。

最近「働き方」云々ということを叫んでいる人間もいる。労働時間の短縮、プライベート重視、条件や待遇を最優先にすることはもちろん結構なことだが、「働く」というのは一人一人がつくる「文化」なんだと思う。決して「改革」によってではなく、責任と誇り、意志をもって未来をつくる力によって時代はできていく。

さすがアマゾンだ!!!!我々とは天と地、あるいは別世界の企業だが、言っていることやっていることはその通りだ。

全ては受け止め方と、ダメもとで挑戦することなんだろう。

俺たちがやっていることは超アナログな仕事だ。だからこそ、この世界で生きていくには責任と誇りと意志が必要だ。