最近、Z世代から魅力を感じてもらわないと商売がこの先成り立たないという記述が多くなった。
そこで、Z世代を調べたら、現在16歳~24歳の新しい消費者グループで、このZ世代の考え方、生活、そして価値観は生まれた時からデジタルに囲まれ、既存のルールにとらわれず、人間の平等を最も強く信じる。そして、人と違うということがクールで、現実的な視点を持っている。
なるほどと思うことがある。
実はこの一年間で10代後半から20代前半の人間から、仕事への問い合わせが多く、全く3~4年前とは違う。さらに4~5人採用してみると、自然と20代前半のお客様が増えている。働く世代もZ世代、来店する世代もZ世代。ものすごく理解できる。
店が過去の店にならないために一番なのは、働いている世代が若いかどうかなんだ。
これに関係した話しを、前パタゴニア日本支社長の辻井隆行さんがコロナウイルスの感染が終息したからといって、経済成長の名の元、自然環境を犠牲にするような今までのように経済活動を加速すれば、新たなウイルスや災害の脅威にさらされる。
大量生産・大量消費・大量廃棄という産業の在り方に嫌悪感を示しているのがZ世代だと書いている。
さらに、彼ら彼女らはアパレルビジネスの多くが自然界や貧困層からの搾取の上に成り立っているとみなしている。世界では何十万人もの若者が声を上げ始めている。近いうちに日本にもその波が押し寄せてくるとも言っている。
いつの時代も現実の流れに対し、これでいいのかと疑問を持ち、未来はこうなるるだろうではなく、未来はこうしたいという若い人間が前面に立って動かなければならない。
『やっとS.H.Sがやっていることに気が付いてくれたのかよ!』
若者たちよ、バカ者たちよ、バカになってやっていこう、潰れるまで。