決算月の6月が終わり、会社としては新しい期のスタートです。
いつものことですが、変わらないテーマがあります。それは、『古いこと、正しいこと、美しいこと』です。ものすごいスピードで、時代が変化していく中で、仕事や生き方、そして考え方、ぶれてはいけないことがあると思う。
吉田松陰の『不安と生きるか、理想に死ぬか。自分は人を疑い続けてうまくやるよりも、人を信じ続けて馬鹿を見る男になりたい。そして、時代の常識をことごとく破る。』等々、胸につきささる言葉を残している。自分はなかなかむずかしいが、それでも理想とする生き方や、仕事の考え方に、一歩でも近づく努力をするしかないのではないかと思う。今、日本の政治には吉田松陰のような憧れを抱く人は、一人もいない。そんな人間達を選んでしまっている我々にも責任がある。
仕事は、自分が自分のために、ダイレクトに直線的に選んで取り組んでいる。他人に言われて、仕事を決めたわけではなく、”自分が”決めた。
これは、昔から存在する”仕事をする”という、古いこと、そして、正しいこと。そして、打ち込めば打ち込むほど、美しいものになる。
目の前にある当たり前の事を、特別な思いで取り組めば、古くても”正しい”ものになり、”美しい”ものになると信じて、新たな期をスタートしようと思う。