『モノ』が売れなくなった理由として、
●オーバーストア…県内外から店が過剰に出店したことにより、『モノ』が溢れる
●必要とする『モノ』は一通り揃ってしまい、特に欲しい『モノ』がなくなってきた
●経済成長していないと実感する人が圧倒的に増え、その不安から消費しない
●新しいライフスタイルとして、余計な『モノ』は持たないという『断捨離』ブーム
●ネットの拡大による、欲しい時に簡単にネットで手に入る『モノ』が多くなった
●人口が減っていく
まだまだ沢山あると思う。
だからといって、あっちでもこっちでも『コト』を売らなきゃだめだと、イベント打ったり、ゆるキャラを作ったりしても、『モノ』消費にはつながらない。分かっているけど、他にやることが見つからないから同じことをやり続ける。すると次第に人が集まらなくなる、同質化という状態。
そんな折、今回のような10連休、なかなか『モノ』は売れない。『モノ消費』という概念ではなく、体感とか、体験とかという、聞こえはいいが相当疲れる『コト』が主体になっているのではないか。
お父さんは家族サービス、子供も奥さんも、この時とばかりにお父さんに期待する、当然でしょう、だって10連休ですもん。ネットで便利で簡単、安くて早いは通用しない10連休でもある。そして改めてリアルな体験、そして疲れることが最高の幸せではないですか、どうです。
我々は『モノ』が売れないと不幸になります。『モノ』消費から『コト』消費とか言って、これからは『コト』『コト』『コト』なんて言っていますが、みんなが幸せになるのは難しい、簡単ではない。
昔のように不便ではあったが、人と人との関係がほのぼのとした社会には戻らないかもしれないが、我々としては諦めないでやり続ける。
やり続けたい仕事があることが幸せを感じても良いでしょう。誰かが諦めないことが本当の勇気だとも言っていた。
『クソーッ!』と吠えたくなる10連休。