小売業が店舗販売、そしてインターネット時代の変化についていくために挑戦している。例えば、家具小売業が雑貨やファッション、飲食等、自分でどんどん手を広げていく。でも、本業以外の商売で利益を出すのは至難の業。私も多少経験しましたが、失敗でした。
本業にもう一度目を向けることが、今一番大切だと思う。先日の繊研新聞の記事に『アパレルや専門店のカフェやレストランは大半は赤字』というのは常識とありました。私は早く気が付いて良かったと思っています。その道のプロにやってもらうに越したことはない。私の取引先にも、ライフスタイルショップと称して本業以外の商売に手を出している会社があります。また、身近な会社でも同じような事をやって派手さは伝わりますが、私は前も書いたように、不器用だということ、私には無理だということ。人は夢を持ちます。そして、他人を巻き込んでいきます。最初はうまくいっているように感じますが、そううまくはいきません。早く足を洗うことも”あり”です。私は”カタギ”ですから、本業に対し、もう一度目を向けて手を入れて、徹底強化する。得意なことは一つしかない。全てを本業に賭ける。時代がどんなに変化しようが、変わらない、変えてはいけない事がある。
逆張りであり、逆走する生き方も”あり”だということ。