何のためのキャッシュレスだったのか。
消費税を上げることで景気が下がる、それをなるべく影響が出ないようにという手段として、キャッシュレス決済やポイント還元を打ち出した。
良かれと思ってやることが裏目に出る。
その例が、その負担を強いられるのは中小の商売屋。カード会社からの手数料がものすごく負担になる、しかも税金を使う、何のための消費税の増税なのか疑問に思えてくる。キャッシュレスという手段がクローズアップし過ぎ。
そもそも、日本の紙幣は偽札がほとんどない。どっかの国みたいに偽札が氾濫している国だったらキャッシュレスもわかるが、日本はそうではない。
私みたいな年寄りは『現ナマ』はワクワクする。ニュースでも政治家に対する賄賂も『現ナマ』でしょう。映画でも『キャッシュレス』なんて面白くない。何でもかんでも、今ってこうですよ、なんて流れに乗れば間違いないみたいな空気、いい加減にしろよです。
お金に困ったことのない人が国を動かすのは昔も今も変わらないが、もう少し『弱い者』、いや、普通の生活者の立場に立って考える人が出てきてもらわないと、どんどんおかしくなっていくかもしれない。
外国の真似ではなく、自分達の価値観はどうなのかとか、あまりにもグローバルという流れに乗ってさらなる成長という呪縛に取りつかれてしまった結果なのか、今の新型コロナウイルスも必然だと言う人もいる。
日本には日本の生き方があってもいいのかも。
世界は、中国・韓国・日本、全部一緒くたにしてアジア人と呼び始めている。
人間の本性丸出し。
グローバルに流れるのも良し、流されない生き方も尊重すべき時が来た。