物を作って喜んでもらう。物を売って喜んでもらう、サービスを提供し喜んでもらうということから、もう一段上の方から見たり横から見たりする必要があるかなと思っています。例えば家具屋がつくる街とか、S.H.Sがつくる店とその周り、ロケーションも含めてつくりだす事とか、海辺とか森とかリバーサイドとか公園とか、様々な場所が田舎にはあります。なにも人の集まる商業施設や商店街だけがベストな立地ではなくて、人が気持ちよくなれる自然の力を利用するのもありだと思います。美容師さんがつくる街でも良いし。何故かというとリラックスする場所だからです。それと大事なことは時の過ごし方。時と場の提案、そこにはどこよりも安く物を買った、得した損したというネットでのバーチャルな世界でなくて、五感で幸せを感じる様な事が大事。不便であるけれど快適とかね。楡周平さんの「いいね」が社会を破壊するという本、いいですよ。「便利の毒」に殺される前にというサブタイトル、そしてネット進化の冷徹な真実。もうスマホが内蔵の一部になっている人には絶対にわからない。手間と努力と失敗を重ねないとろくな人間にならないと思いますけど。こんなことを云っていると村八分にされますね。あら、村八分もわからない。もうどうしようもない。私は大多数派の世界に興味がないので、村八分側であり少数派でいたい。かっこよく云うならばマイノリティか。