城丸正ブログ

縮む日本でいいじゃないか

2018.01.08

縮小していく日本、もの凄くネガティブな捉え方と言う人がいると思ういます。

小さくなっていくことを否定するのではなく、謳歌してもいいでしょう。

子供を産んでください、そうしないと人口が増えない。人口が増えないと経済が成長しない。日本は成長が止まったからアジアへ、アジアだけでなく世界へ。グローバル化しないと生きていけませんよ。

でも、イギリス・ドイツ・フランスの2倍近い人口がいるのが日本だし、まだアメリカ・中国に次ぐ世界第3位の経済大国だし、これが5位6位、あるいは10位になったらとんでもなくなる国が日本なんですか?

ある経済成長論者が、『これから土地は上がる』『株も上がる』『消費はまだまだ活発になる』心配しなくていいですよ。と言えば、信じる人が多くなって経済は成長するのかな。だから申し訳ないが成長しない、という前提で生きる方法もあると思う。

だって、今成長している分野は作り手でもなく、売り手でもなく、買い手でもなく、ごく一部の情報システムを牛耳る会社。アマゾン・グーグル・ヤフー・フェイスブック・ツイッター・メルカリ、その他ほとんどカタカナ文字の会社。我々のような小さな小売業が今後残るには多店舗営業なんて無理。現状も常にセールやディスカウントで売り上げをつくろうとする。もう拡大は難しい、先のことはわからない。

結局、縮小均衡になっていく。いつまでもアメリカを追う必要はない。あの国はあの国しか成り立たない。もう日本はアメリカを真似ても限界にきている。ビジネスとかいうカタカナ文字や考えで生きることはできない。

それと、今普通に存在する業種・業態が半分になって、生きていく方法の一つが日本製という価値にやっと気付く。これで生きるしかないと思う。

最近のニュースで中国人よりもベトナム人が日本製に対する安心と信頼で日本に買物に来ている。これをどう感じるのか。メイドインジャパンにリターンする時でもある。

足元への愛が必要だと思いませんか。