これから書くことは、先日、繊研新聞に載っていた記事の一部です。
”本来の使命を果さずに、低価格品をつくり続けるアウトレットビジネス。旬の装いを減退させたバーゲンの常態化、不誠実なものづくりや小売りビジネスは、生活者の不信感を呼び、ファッション業界全体を脆弱化させた。
良質なものづくりを、信頼される店舗経営、その社会的使命を誇りを持って、安易に妥協しない「矜持(きょうじ)」の姿勢が閉塞感を打破する近道になる。”
と、商い創造研究所の『松本 大地さん』が書いている。
これはファッション業界だけではないと思う。家具業界も含め、全ての業種に言えることだと思う。
国内のどれぐらい多くの工場が廃業に追い込まれていっただろう。『努力が足りなかった』と一言で済まない状況になってきた。
価格破壊が色々な事も破壊し始める。
良いか悪いかわからないが、トランプ氏がやろうとしている『メイドイン・アメリカ』以外は、何倍も課税する。時には必要かもしれない。
資本主義も、自由主義も、社会主義も、民主主義も行き詰ってしまった今、自分の家族が大変なのに、他を思う余裕などないかもしれない。
守ることの大切さと、難しさ、歴史はくり返されるのか。
子供が減って、じじばばが増えている。きれい事では済まない気がする。
若者たちどう思う!