城丸正ブログ

現品処分

2020.03.26

誰でも、清く・正しく・美しく生きたい。だが、なかなか難しい。

自分がやったことを棚上げにして、道徳とか倫理とか正義とか言ってみたいが、カッコ悪いと少なからず自覚して生きている人、私も含めて結構多いと思う。

どっかの学校をつくるに当たり、8億円も値引きして公の土地を売却した役人がいた。役人がそこまでやるというのは絶対に誰かの指示があるはず。指示がなくてもその人に気に入られるためにプラスになることをする。

ちょっと前、よく使われた『忖度』という言葉、大人になるとどんどん汚くなるのだろう。10,000円のイスを8,000円引いて、2,000円で売るのは現品処分というやり方。これが『公』の世界でも起こり始めている。

なんだかおかしな時代になってきた。

しかも、カッコ悪くてもどうでもいい、俺が一番偉いと顔に出ている人が力を持っているから、どうしようもない。

子供達にどう映るのだろう。私もすごい顔になってきたので気を付けなければならないが、どうにもならないのであれば、現品処分するしかない。