城丸正ブログ

法則とルール

2015.03.08

ウルグアイの「世界一貧しい大統領」のニュースを先日テレビで見て少し調べてみました。この大統領は平均的なウルグアイの人と同等の水準の、自由に使える所得だけを残し月給の90パーセントを慈善事業に寄与している。しかも郊外の古い家に奥さんと犬と自分の3人暮らし。いつも国民の幸せを最優先に考えているというムヒカ大統領、超がつくほどかっこいい政治家。日本には1人もいない。私もこんな生き方は無理ですけど。日本の政治家をはじめとする民間企業の支払う税金で生きている人々は恩を返さなくちゃいけないよね。自分の無能さに気づかずその責任を外に求めている人、結構多いし。人とは違う生き方よりみんなそうだから私もという考え方の人も多い。流れに流されて、その先に何を求めているかわからない。一つだけ云えることは安心と安全、楽していきたいなーあと思っているかもしれない。でも、運命には法則があり、幸福にはルールがあるそうです。責任を外に求めれば世の中は敵だらけになる。そのことを嘆けば嘆くほど人生のルール、つまり運命の法則からますます遠ざかる。人生の目標を達成するには逆境や失敗を謙虚に受け止める。そしてどこか誤っているのか、どんな意味があるのかを考えることによってより良い結果につながる。これはドイツ人のリューディガー・ダーケルという人が書いている。運命には法則がある、幸福にはルールがあるという本の一節です。しかも翻訳者は新潟県出身のシドラ房子さんです。