城丸正ブログ

正義ではなく、最良の不良の生き方

2018.10.20

2010年頃の雑誌を引っ張り出して読んでいたら、こんな内容が書かれてあった。

 

『体制に属する者や、権力の側にいる者が取り決めたルールの枠を飛び越え、我々は今それぞれが直面している問題を自らの手で解決しなくてはならない時代に生きている。

世の中はあまりにも便利を叫びすぎ、ファストフーズやファストファッションが当たり前となり、過剰なエコロジーを謳う企業のオンパレード、火の起こし方も知らない大人達がいくらエコを叫んでも説得力がない。だが、そんな組織の中に1人くらい異を唱える者がいなければ世の中のバランスが崩れてしまう気がする』云々。

 

正義とは、ではなく、最良の不良をテーマにするファッション誌の記事。

お金の苦労をしたことのない、二世・三世議員が様々なことを決めていく。その中の一つが消費税の増税だ。増税すれば消費は冷える、当たり前だ。何のために増税するのか、財政が厳しい、国にお金がないからだ。だとすれば自分達の報酬をまず下げる、数を減らす、公務員を減らす。わかっているはず、人口が減って経済は成長しない時代に、真っ先に取り組むのがそこでしょう。

だって我々中小零細チームは売上げが下がれば、まず経営者の報酬を下げる、無駄をなくす。人口を増やすことは”簡単”ではない、我々にできないことは国もできない、できないならばできることからする。

こんなこともわからない人がトップにいるし、戦争を体験した苦しみを味わったことのない人達が権力を握ってしまうと不幸になってしまう。痛みは全員が負わなければならない、だから消費税を増税する。

ところが、また特定の業種にポイントを還元したり、補助金を出したりする。結果、税金のばらまきをする。増税した理由がぶっ飛んでしまう。そして議員さん達は3,200円のカツカレーを食べる。おかしいと思わないか?

それが現実なんだ。だから1970年代のアメリカ映画、クリントイーストウッドのダーティハリー、スティーブマックイーンのブリット、アルパシーノのセルピコ、最良の不良が出てこないとスカッとしない。

すごく憧れた、今でも変わらない。

何度も観て、自分の仕事に当てはめて考えている。当てはまらないのはわかっているけどね。

 

市長選か、誰に投票したらいいんだろう。

ダーティハリ-はいないからさ。