城丸正ブログ

抗うことの難しさ

2018.03.19

ライフスタイルショップや、モノよりコト、と全体が一つの方向に動くといたる所で使われ始めている。

今日の繊研新聞で、最近の商業施設でアパレルに代わって大きな面積を占めつつあるのがライフスタイルショップだが、店によっては『買い場』になっていないと指摘する声もある。見るには楽しいが店として何を売りたいか明確ではないという記事。

やっと気付いてきたか、『モノよりコト』『量より質』もう空気言葉になっている。お金を使ってほしい、『モノ』を『量』買って欲しいわけです。ただ生活の仕方の変化をどう掴むか、使い方を想像して、こうではないか・ああではないか、いかがですか。”あっ、違う”じゃあどう提案していくか、提供する側は自分の生活にちゃんと目を向けて、日々の暮らしに自分はどのくらい気持ちを込めて生きているか、最後は『モノ』を基本とした『ヒト』だと思う。信頼できる、安心できる『ヒト』がそこにいるから買いたくなる。

ネットを否定して生きる我々は、ヒトの力に頼る生き方しかないと思っている。