今年の1月雪が積もらなかった。ありがたいなぁと思ったと同時に、異常だとも思った。
案の定、コロナウイルス感染が広がり、そして今、大雨で大変なことになっている。
自然は片手で恵を与え、もう一方の手で災いをもたらす。
東日本大震災から3年目の記事に、こんなことが書かれていた。
『山間部あるいは農地を中心に、大規模な宅地開発が進んだ。人口が減っているにもかかわらず、開発が続き、自然を大きく造り変えた開発のあり方に何か大きな力が働き始めている。計り知れない自然の力に対し、人間はどこまで謙虚になれるのか、あるいは人間側の言い分をいつも受け入れてくれるほど、自然の懐は深くないかもしれない。成長・前進・拡大という右肩上がりの路線で本当にいいのだろうか。人は喉元過ぎれば熱さを忘れてしまう。自然はあまりにも人間の身勝手さに怒り出したように思われる』
これに似た記事が今日載っていた。
『広い世代から支持を得ている某セレクトショップオーナーは、大量生産と売り場面積拡大で発展してきたが、もうその時代ではないと断じる。人口が減るのに、生産量を増し、売り場を増し続ける現状に、将来に不安を抱くのは当然だ。価値観が多様化し、大量生産・大量破棄の悪循環から脱しようとする動きは、人口減少とともに進むだろう』
2つの記事は小さな記事です。
実は小さな記事ほど事実である可能性が高い、大きな記事はみんな注目するし、納得する。
我々は小さい記事が行動する指針になると思っている。
小さい商売で、少しずつ、少しずつ変えていきたい。