城丸正ブログ

小さなことに口を出す政治?

2019.06.06

選挙が近くなると、必ず政権を握っている党が、生活者が喜びそうな法案を掲げ通していきますよ、的なアピールが強くなってくる気がする。

物事には大きい事と小さい事があって、国政に携わる人間は大局をしっかりと決めることが仕事ではないかと思っている。

ところが最近、国会議員が働き方や、それに伴う男女平等の流れから男性の育休を義務化する法律等々、小さな事まで口を出し、世の中の99.8%が中小零細企業で、今一番困っている事が人手不足だという事を本当に理解していない。

頭で理解することと、体で分かる・心で分かることは天と地くらい違う、“ま”、おそらくちゃんと働いた事がないんだろう。

いつも言っていることは、男と女は平等ではなく、男女協力でなければ家庭も仕事も上手く行かない。子供は父親より母親、父性本能より母性本能という。どう考えても平等ではない。男には男の役割があり、女には女の役割がある。

単純に重い家具の配達に男女平等なんて有り得ない。国政に携わる人間があまりにも小さい事に口を出し過ぎているように思う。『保身』がすけて見えてしまう。カッコ付け過ぎている事が実はカッコ悪い。本来、人間はカッコ悪い動物なんだから、上に立てば立つほど、……だ!と言う人が日本のトップクラスにいなくなったんだろうね。

中小零細は政治なんてどうでもいい、もう経済は成長しない時代に、とうの昔から入っているし、生活の仕方は変わったから子供は増えない。人口はイギリスやドイツ並みに減っていく。

平成の30年で変化してしまった。クールビズでネクタイ屋が潰れたり、男の育休は大企業は可能で、中小零細は潰れていくと思う。

もういちいち口を出すんじゃないよ、もっと大事な事があるだろう。若い国会議員が戦争肯定を叫んだり、もうお前らに何だかんだ言われたくない、自分達は自分達の責任で生きて行くから、どうか口を出すのをやめて欲しい、なんてね。