城丸正ブログ

小さくても大きくても生き残るのは難しい

2018.09.24

ZOZOTOWNの社長が創業20年で1,000億円使って宇宙旅行をするとか、資産が3,000億円近くあるとか、凄いニュースが流れているかと思えば、世界で何億人だか分からない子供が飢餓に苦しんでいるというニュース。

総裁選挙で3,200円のカツカレーを食ったとか、何だか、人は人、俺は俺でいいんだ。

俺は誰と毎日生きているだろう。家族・仕事の仲間・自分達の仕事を支持してくれる人、これだけを意識すれば十分だ。

世の中の流れは意識するけど、流れに乗るのも乗らないのもどちらでもいい、でもやっぱりこうじゃないのという気持ちは持っていたい。

脱サラして商売を始めたとき、早く成功したいと努力した。でもずーっと思い通りにならない。小さい会社も大きい会社もゴールは見えないけど、希望は少しある、こうすればこうなるかもしれないというくらいの希望がね。

よく言われるように、経済が伸びれば人口が増えて、人口減少や少子化が止まるとか言われているが、成長や拡大よりも生き残るのに必死な現状だと思う。

それと人口が減るのは経済と関係ないように思う。もっと大切なのは人口が減っていく時代に、どう合わせて生き残っていくかだと思う。人口減少は経済に重大な影響を及ぼすことは間違いない事実だが、経済は短期間で損したとか得したとか、株が上がった下がった、円が上がった下がったという、損か得かという問題だけど、人口が減るのは社会的な型が変化したことと、価値観が変化し、金持ちは子供が多く貧乏人は子供が少ないという単純な問題ではない。

ある人が少子化の直接的な原因は結婚年齢が上がったということに尽きる、じゃあなぜ晩婚化したのかは時代とともに家族形態の変化もあると思うと言っている。

商売も家族も、そして経済も思い通りにはいかない。歴史を振り返ると恐竜は死滅し、小さな人間は生き残っている。何事も変化に対応していくしか生き残れないのだろう。

『小さい』は強いのかも。