”大”には大の利点があり、”小”には小の利点がある。
台風が吹き荒れて、大木が折れるようなことがあっても、その下にある草には何の影響もないことがある。
大は”量”を最優先に考える。
小は”質”を意識する。
量への抵抗にこそ、小の生きる道がある。量産を否定する訳ではなく、商売の場合、取り扱う仕事によって違うと思う。効率の追求だけでも、うまくいかない。
それと、大きくなってからではできないことが、まだまだ多くありそうな気がする。
我々の生活の中にある小さなことでも、決して無くしてはならないものがあると思う。
それと、目先の安さで、買い物をすることも悪くはない。その反対に、少し高くても、ある程度使いこなしてから、価値が見えてくるものもある。
安さは使い捨てにつながる場合もある。逆に、直せばもっと使えるものもある。世の中は直すより新しい物を買った方が安いと、訴えることが多くなっている。私達は小さいからこそ、直してでも使い続けたい物を勧めたい。
時代の逆走かもしれない。